この章では文字をコピーする方法について説明します。
前回は書式のコピーについて説明しましたが、今度は文字自体をコピーする方法について説明します。
文字をコピーする機能は「ホーム」タブの「クリップボード」グループの次の赤枠で囲まれている「コピー」にあります。 次の例で「猫」と言う文字をコピーして、それを任意の箇所に貼り付けを行います。
初めに対象をドラッグしてください。 次に以下の赤枠で囲まれている箇所をクリックします。 次にをクリックします。
これで「猫」を任意の箇所にコピーできます。
「コピー」と似た機能に「切り取り」があります。
「切り取り」は「コピー」とほとんど同じですが、「切り取り」の場合は元の文字を切り取って貼り付けるので、元の対象は残っていません。
「コピー」の場合は元の対象は残っています。
初めに対象をドラッグします。 次に以下の赤枠の「切り取り」をクリックします。 クリックしましたらを押します。
これで切り取りが完了しました。
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書式設定をスタイル登録しよう
この章では書式設定をスタイル登録する方法について説明します。
書式設定を登録する機能は「ホーム」タブの中の「スタイル」グループの中にあります。 下の文字で設定した書式を登録して、これを後で他の箇所で使用します。 初めに文字にカーソルを置きます(ドラッグをして選択してもいいです)。 次に以下の赤枠の箇所を左クリックします。 次に以下の赤枠の「選択範囲を新しいクイックスタイルとして保存」をクリックしてください。 「選択範囲を新しいクイックスタイルとして保存」をクリックしますと次のダイアログボックスが現れますので「名前」欄に新たな名前を付けOKを押してください。
この例では「スタイル1」と付けました。 これでスタイルの登録が終了しましたが、登録が済みますと次のようにスタイル欄に新たに加えたスタイルが登録されます。 この設定を他の箇所に適用させるには次のようにカーソルを文字に置いて(ドラッグをして選択してもいいです)、 を左クリックするだけです。 結果は次の通りです。
文字や段落の背景に色を付けよう
この章では文字や段落の背景に色を付ける方法について説明します。
文字や段落の背景に色を付ける機能は「ホーム」タブの中の「段落」グループの中の次の赤枠で囲まれている箇所にあります。
これを「塗りつぶし」といいます。「塗りつぶし」は選択した文字や段落に対して色を付けます。
「蛍光ペン」のとの違いは、「蛍光ペン」は行間の高さまで色を付けますが、「塗りつぶし」は文字の高さまで色を付けています。
「蛍光ペン」は「ホーム」タブの中の「フォント」グループの中の次の赤枠の箇所にあります。 では「塗りつぶし」の手順について説明します。
文字や段落をドラッグした後に以下の赤枠の箇所をクリックしてください。 クリックすると次のメニューが現れますので、好きな色をクリックしてください。 この中に使いたい色がない場合は「その他の色」をクリックしてください。
クリックすると次のダイアログボックスが現れますので, 六角形のマークをクリックしながら動かして色を選んでいきます。
動かしていきますと次の赤丸の箇所「新規」にプレビューが出るのでここで色を確認することが出来ます。 色を付けた個所を元に戻したい場合はその個所をドラッグした後に、色を選択したメニューから「色なし」を選択してください。
この章では「ある文字」に設定されている色や文字の太さなどの書式を他の文字に適用させる方法について説明します。
例えば以下に「雨が降る」という文字がありますが、この文字は「太文字」「文字の色が赤」「フォントサイズ28」という設定がしてあります。 この設定を「猫が転んだ」という文字に同じ書式を適用させる方法について説明します。
初めに元の文字をドラッグします。 次は「ホーム」タブの中の「クリップボード」グループの中に、以下の赤枠の「書式のコピー/貼り付け」と言う項目があるので、これをクリックします。 クリックしますとという形状のマークが現れますので、この状態で設定を適用させたい文字をドラッグします 結果は次のように書式がコピーされました。
文字を円や四角などで囲んでみよう
この章では文字や文章を円や四角などで囲む方法について説明します。
文字を円や四角などで囲む機能は「ホーム」タブの「フォント」グループの中の次の赤枠の「囲い文字」です。 以下の手順で進めてください。
初めに対象を選択します。 次に以下の赤枠の「囲い文字」をクリックします。 クリックしますと次のメニューが現れますので「スタイル」の中のどちらかを選んで、次に〇などの「囲い文字」を選択してOKを押してください。 「囲い文字」に〇を選択すると結果は次のようになります。 囲む文字が小さいと何が書いてあるのかわからないので、ある程度の大きい文字サイズは必要です。
「囲い文字」の設定を解除する方法は囲い文字をした部分をドラッグした後に、次のダイアログボックスの「スタイル」の中の「なし」をクリックしてからOKを押します。
文字や文章に網掛けをしよう
文字や文章を線で囲んでみよう
この章では文字や文章を線で囲む方法について説明します。
文字や文章を線で囲む機能は「ホーム」タブの「フォント」グループの中の次の赤枠の「囲み線」です。 初めに次のように対象をドラッグしてください。 次に以下の赤枠の「囲み線」をクリックします。 結果は次のようになります。 囲み線の色を設定したい場合は対象をドラッグした後に「ホーム」タブの「段落」グループの中の次の赤枠の箇所をクリックします。 クリックしますと次のメニューが表示されますので「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリックします。 「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリックしますと次のダイアログボックスが現れますので、「囲む」をクリックした後に「色」「線の太さ」「種類」を選択してからOKを押します。
文字を囲む場合には「設定対象」を「文字」にします。 囲み線の色を赤に変更すると次の通りになります。 囲み線の設定を解除する方法は囲み線をした部分をドラッグして以下の赤枠の「囲み線」を押すだけです。
文字にルビを付けてみよう
この章ではフォントにルビを付ける方法について説明します。
文字にルビを付ける機能は「ホーム」タブの「フォント」グループの中の次の赤枠の「ルビ」にあります。 初めに次のように対象をドラッグしてください。 次に以下の赤枠の「ルビ」をクリックしますとダイアログボックスが現れますので「プレビュー」で正しいルビが付いているか確認して、大丈夫でしたらOKを押してください。 ルビが間違えているならば「ルビ」の項の文字を変更してからOKを押してください。 結果は次のようになります。 例えば ルビ機能を使うと英語に日本語のルビを付けることも可能です。
IMFに漢字の呼び名を付けます。
この例の場合は「右揃え」を選択します。
このようにルビの配置を変えることが出来ます。 ルビの設定を解除する方法はふりがなを付けた文字をドラッグしてから、ダイアログボックスの中の「ルビの解除」を左クリックします。
フォントの基礎を知ろう
この章ではフォントの基礎について説明します。
「フォント」とは「文字の形状」のことを言います。
「フォント」は「ホーム」タブの中の「フォント」グループの中の次の赤枠で囲まれた箇所で変更します。 上の赤丸の箇所をクリックしますと次のメニューが現れますが、多くのフォントがワードでは使えるようになっています。
日本語でよく使うのは「ゴシック体」や「明朝体」です。 では次の文字のフォントを変えますので、文字をドラッグして選択してください。 その後に先ほどのフォントのメニューから「MS P明朝」を選択してみましょう。
結果は次の通りです。 文書全体で「標準で適用したいフォント」がありましたら、初めに次の赤枠で囲まれている箇所をクリックします。 クリックしますと次のメニューが現れますので、この中の「日本語用のフォント」「英数字用のフォント」「スタイル」「サイズ」などを決めます。 「既定に設定」をクリックしますと次のダイアログボックスが現れます。 「Normal.dotmテンプレートを使用したすべての文書」を選択した場合は変更後に作成するNormal.dotm テンプレートにすべて適用されます。
Normal.dotm テンプレートは初めからデフォルトで設定されているテンプレートです。
文書全体で「標準で適用したいフォント」を設定する方法はもう一つあります。
初めに「ホーム」タブの中の「編集」グループの中の「選択」をクリックします。 「選択」をクリックしますと次のメニューが表示されますので、「すべて選択」をクリックします。
「すべて選択」は文書内のすべてを選択してくれます。 この状態で次の赤枠の箇所でフォントを変更します。 次は「フォントのサイズ」について説明します。
「フォントサイズ」は「ホーム」タブの中の「フォント」グループの中の次の赤枠で囲まれた「フォントの拡大」「フォントの縮小」のいずれかで変更します。 では手順を説明します。
初めに対象をドラッグします。 次はフォントを大きくする場合は以下の赤枠の「フォントの拡大」を押します。 フォントを小さくする場合は以下の赤枠の「フォントの縮小」を押します。 一回押すごとに次の赤丸で囲まれている数字が大きくなったり、小さくなったりして変わります。 他にも「フォントのサイズ」を変更する方法が2つあります。
一つ目は以下の赤枠で囲まれている数字に直接数字を書き込む方法です。
数字は1から1638まで入れることが出来ます。 二つ目は、次の赤枠で囲まれている箇所でサイズを決める方法です。
次の赤枠をクリックしてください。 クリックしますと次のメニューが現れますので、ここでサイズを選択します。 例えば文字をドラッグした後にサイズを30に設定しますと、次のようになります。
この章では文字を斜体にしたり、文字に下線や取り消し線を付ける方法について説明します。
次の例で「2000万円」に取り消し線を付けます。 初めに「2000円万」をドラッグします。 次に「ホーム」タブの中の「フォント」グループの中の次の赤枠で囲まれた「取り消し線」をクリックしてください。 結果は次のようになります。 次に「ホーム」タブの中の「フォント」グループの中の次の赤枠で囲まれた「斜体」の説明します。
これは選択した文字列を斜体にします。
初めに対象の文字をドラッグしてから、以下の赤枠の「斜体」をクリックします。 結果は次のようになります。 次は「ホーム」タブの中の「フォント」グループの中の次の赤枠で囲まれた「下付き」「上付き」の説明をします。 =>指定した文字をベースの文字の下に配置し、サイズを小さくして表示します。
=>指定した文字をベースの文字の上に配置し、サイズを小さくして表示します。
これらの2つの機能は数式や化学などでよく使われます。
では例をみてみましょう。
という記号の2の部分を小さく下に配置させるので、2をドラッグして選択します。
次にをクリックしてください。
クリックしますと次のようになります。 次はを「5の2乗」に変えます。
初めに「2」を選択します。 次にをクリックしてください。
クリックしますと次のようになります。