この章ではブックマーク機能について説明します。
ブックマーク機能は「挿入」タブの中の「リンク」グループの中にあります。 「ブックマーク」とは例えば長文を書いているときに以前書いた文字を参考にしたい時に、その文字を登録しておくことで、探す手間を省くことが出来る機能です。
たとえば「リンク」と言う文字を「ブックマーク」してみます。
初めにブックマークしたい文字をドラッグします。 次に「ブックマーク」をクリックします。
クリックしますと次のメニューが現れますので、「ブックマーク名」を書きましたら「追加」をクリックします。
これで「リンク」と言う文字がブックマークに登録されました。 次は先ほど登録したブックマークを呼び出す方法について説明します。
初めに「ホーム」タブの中の「編集」グループの中の「検索」をクリックしてください。 クリックしますと次のメニューが現れますので「ジャンプ」をクリックしてください。 クリックしますと次のダイアログボックスが現れますので、「ジャンプ」の中の「ブックマーク」を選択してください。
選択しましたら、過去に登録したブックマーク一覧の中から調べたい文字を選んで「ジャンプ」を押してください。
カテゴリー: ワード
ハイパーリンクを使おう
この章ではハイパーリンクについて説明します。
ハイパーリンクの機能は「挿入」タブの中の「リンク」グループの中にあります。 「ハイパーリンク」とは例えばリンクをクリックすると他のホームページに飛ばしたりする機能のことを言います。
では「グーグルはこちら」と言う文字にハイパーリンクを付けて見ましょう
初めに次のように文字をドラッグしてください。 次に以下の「ハイパーリンク」をクリックします。 クリックすると次のダイアログボックスが現れますので赤丸の「ファイルwebページ」を選択して、アドレス欄にグーグルのアドレスを入力し、OKをクリックします。 ハイパーリンクの設定が完了すると次の通り、文字に下線が付いた形状に変わります。 実際にホームページに飛ばすにはCtrlキーを押しながらハイパーリンク設定をした文字をクリックするとグーグルのホームページに繋がります。
もう一つハイパーリンクの使い方を紹介します。
ハイパーリンクを使ってメールフォームにリンクさせることもできます。
例えば「メールはこちら」という文字に設定しますので、この文字をドラッグしてください。 次に「ハイパーリンク」をクリックしますと次のダイアログボックスが現れますので「電子メールアドレス」をクリックします。 その後に「電子メールアドレス」にアドレスを入力するのですが、という形式で書いてください。
「件名」には例えば「お問い合わせ」などと書きます。
「ヒント設定」をクリックすると次のメニューが現れます。 例えば上の枠に「メールフォームが開きます」と書くと、リンクにカーソルを載せた時に以下のような説明をつけることができます。 これでメールへのハイパーリンク設定は終わりです。
その後はCtrlを押しながらクリックするとメールフォームが開きます。
「描画キャンパス」を使ってみよう
この章では「描画キャンパス」について説明します。
通常は文書の中に複数の図を挿入しますとそれぞれ別の違う対象になりますが、「描画キャンパス」の機能を使いますと複数の図を1つの図として扱うことができるようになります。
初めに「挿入」タブの中の「図」グループの中のをクリックしてください。
クリックしますと次のメニューが現れますので、「新しい描写キャンパス」をクリックします。 クリックしますと次の枠が挿入されますので、この中に複数の図を入れていきます。 例えば以下のように書くことが出来ます。 描写キャンパスのスタイルの変更はキャンパス内をクリックしますと、「描写ツール」タブが現れますので、その中の「書式」の中の「図形のスタイル」グループの中で行います。 では「図形の塗りつぶし」をクリックしまして、その中から「黄色」を選んでみますと次のようになります。
その他「図形の枠線」では図形の枠に線を入れることが出来たり、 「図形の効果」では枠に光彩などを入れることができます。
文書にグラフを入れてみよう
この章では文書にグラフを入れる方法について説明します。
ワードのグラフ機能はエクセルのグラフ機能とリンクしています。
つまりグラフで使う数値などはエクセルで管理されて、それがワードのグラフに反映されるということになります。
グラフの機能は「挿入」タブの中の「図」グループの中にあります。 では「グラフ」をクリックしてください。クリックしますと次のダイアログボックスが現れます。
グラフの種類は「縦棒」「折れ線」「円」「横棒」「面」などたくさんのタイプがありますが、「縦棒」「円」が比較的多く使われています。 この例では「縦棒」を使用しますので、上の赤枠をクリックしてください。
クリックしますと「縦棒」のグラフが挿入されます。 同時に以下の通り、エクセルのワークシートの画面も立ち上がります。 このグラフの数値や「系列1」「系列2」などの項目はエクセルに連動していますので、エクセルの中の数値や項目を書き替えるとグラフに反映させることが出来ます。
次はグラフのスタイルやレイアウトを変える方法について説明します。
初めにグラフをクリックします。次に「グラフツール」の「デザイン」をクリックします。
この中に「グラフのレイアウト」「グラフのスタイル」がありますので、ここでスタイルやレイアウトを変更します。 例えば「グラフのレイアウト」の中の次の赤枠をクリックしてください。 結果は次のようになります。 次はこのグラフのスタイルを変更します。
スタイルは「グラフのスタイル」グループで変更しますので、次の赤丸の箇所をクリックしてください。 結果は次のようになります。 グラフのスタイルやレイアウトだけではなく、グラフの種類も後からでも変更することが出来ます。
初めにグラフをクリックします。次に「グラフツール」の「デザイン」をクリックします。
この中に「種類」グループがありますので、この中の「グラフの種類の変更」をクリックします。 クリックしますと次のメニューが現れますので、この中で種類を変更します。
次の例では「円」の中の「分割円」と言う種類を選択しています。 結果は次の通りです。
図や表に番号を付けてみよう
ワードアートを使ってみよう
この章ではワードアートについて説明します。ワードアートとは見栄えのいい題名などを作る必要があるときに使用します。
例えばコンサートのパンフレットを作るときの題名などに使用します。
「新春コンサート」と言う題名をきれいに装飾する方法について説明します。
初めに「挿入」タブの中の「テキスト」グループの中の「ワードアート」を使用します。 「ワードアート」をクリックしますと次のようなメニューが表示されますので、好きなデザインをクリックします。 クリックしますとテキストボックスが挿入されますので、この中に文字を書いていきます。 ここまで書きましたら、この文字にさらに装飾を施します。
テキストボックスをクリックしますと「描写ツール」タブが現れますので、その中の「書式」をクリックします。 この中に「ワードアートのスタイル」グループがありますので、これらを使って文字に装飾していきます。
=>文字の色を決めます
=>文字の輪郭の色を決めます
=>文字に「反射」「光彩」などの効果を施します
初めに変えたい対象をドラッグします。 次にこの例では次のように色を設定しました。 =>文字の色を黄色
「クリップアート」を使ってみよう
この章では「クリップアート」について説明します。
「クリップアート」はWordで用意されているイラストですが、何万点もあるため検索をして使います。
「クリップアート」は「挿入」タブの中の「図」グループの中にあります。 「クリップアート」をクリックすると画面の右側に次のメニューが現れますので、例えば検索から「猫」と言う文字を入力しますと、たくさんの猫関連の絵や写真を表示してくれますので、その中から好きなものをクリックしますと文書の中で使うことが出来ます。
たくさんのイラストや写真があるので、「イラストだけ」など限定して検索したい場合があると思います。
そのような時には「クリップアート」メニューの中の「種類」で「使いたいメディアだけ」に印を付けます。
この章ではグラフィックの中の要素を上げたり(レベルを上げる)、下げたり(レベルを下げる)する方法について説明します。
この機能は階層構造になっているグラフィックに対して有効です。 上の「階層構造」のいずれかを選択します。
次にそのグラフィックをクリックしてください。
クリックしますと「SmartArtツール」タブが現れますので、「デザイン」をクリックしてください。
その中に「グラフィックの作成」グループがありますので、ここでレベルを変えていきます。
レベルとは図の上(ピラミッドの上)から1,2,3…と数えます。
では初めにレベルを上げるので「係長條辺」をクリックしてください。
次は「グラフィックの作成」グループの「レベル上げ」をクリックしてください。 結果は次のように「係長條辺」が上の階層に上がりました。 レベルを下げたい場合は下げたい要素をクリックしてから、「レベル下げ」をクリックします。
では次はこのグラフィックに新たな要素を加えてみましょう。
この例では要素の下に新たな要素を付け加えます。
では要素の始点である「係長 島田」をクリックします。
(つまり、「係長 島田」の下に新たな要素を追加します)
次に「SmartArtツール」タブが現れますので、「デザイン」をクリックしてください。 その中に「グラフィックの作成」グループがありますので、その中の「図形の追加」をクリックしますと次のメニューが現れますので、その中の「下に図形を追加」をクリックします。 これで次のように「係長 島田」の下に新たな要素を加えることが出来ました。
「SmartArt」を使ってみよう
この章では「SmartArt」について説明します。
「SmartArt」を使用すると色々な形のグラフィックを文書に入れることができます。
「SmartArt」は「挿入」タブの中の「図」グループの中にあります。 「SmartArt」をクリックすると次のダイアログボックスが現れますので、その中で好きなグラフィックを選択します。
「SmartArt」は「リスト」「手順」「循環」「階層構造」など種類ごとに分かれています。
好きな図形をクリックして、OKをクリックします。 この中から「循環」の中にある次のグラフィックを使用して説明します。
選択しますと次のように表示されますので、「テキスト」の箇所をクリックしますと文字を入れることが出来ます。 文字を書きますと次のようになります。 ではこのグラフィックに色を付けたり、レイアウトを変える方法について説明します。
初めに上のグラフィックをクリックしてください。
クリックしますと「SmartArtツール」タブが現れますので、「デザイン」をクリックしてください。
その中の「レイアウト」グループや「SmartArtのスタイル」グループでスタイルを変えていきます。
では初めに「レイアウト」グループの中のをクリックしてください。
結果は次のようにレイアウトが変更できました。
次に「SmartArtのスタイル」の中の次の赤丸をクリックしてください。
ここではグラフィックを3Dにしたり、様々なスタイルに変えることが出来ます。 結果は次のようになります。 グラフィックの色を変更したい場合は「SmartArtのスタイル」の中のをクリックして次のメニュー表から色を選んでください。 結果は次のように変化します。