この章では表の数値を合算する方法について説明します。
次の表に商品別の合計と月ごとの合計を算出します。
まず初めに以下の赤枠の箇所に「合計」を追加してください。 次は商品別の合計数を計算するのでB15をクリックしてください。 クリックしましたら、「ホーム」タブの「編集」グループの中の以下の赤枠をクリックしてください。 クリックしますと次のメニューが現れますので「合計」をクリックします。 「合計」を選びますとB15にはという数式が自動的に入ります。
指定されている範囲は枠で囲まれます。 SUMは「関数」と呼ばれています。
「関数」とは「あらかじめエクセルで機能が定義されている数式」のことを言います。SUM関数で説明しますと、この関数には合計値を算出するという機能があらかじめエクセル内にプログラムされているということです。 「=」は数学の等号を表し、SUMの横に付いているカッコの中はセルの範囲を示していますが、この例ですとB3からB14までのセルのデータをという形式で表しています。
「:」は日本語で言いますとという意味です。
そして、このB3からB14という範囲が自身の考えている範囲と合致する場合はエンターキーを押して確定します。
結果、次のように計算の結果が表示されます。 もし、自身の考えている範囲と合致しないのならば、例えば1月のデータは入れたくない場合は以下の状態のままB4からB14までドラッグし直すか、直接と、入力してください。 結果は次のようになります。 注意することはセルの範囲の中でどこかのデータが抜けている場合には正しく計算できません。 この例では3月、6月、10月のデータが抜けています。
このような場合には上の例のようにCtrlキーを押しながらセルをドラッグしていくと、SUMの「範囲」が「,」を挟んで選択されていきますので、この方法であればセルが離れていても計算を行うことが出来ます。
カテゴリー: エクセル
この章では表に枠を付ける方法について説明します。
初めにA1をクリックしてください。
クリックしますとカーソルが以下の図のような形状になりますので、E14までドラッグしてください。 ドラッグしますと次のようになります。 次に「ホーム」タブの「フォント」グループの中の次の赤枠をクリックしてください。 クリックしますと次のメニューが現れます。
このメニューの中から「外枠」をクリックします。
結果は次のように外枠が設定されました。 では罫線(枠)を消す方法について説明します。
先ほどの手順で枠の書かれている範囲を指定してください。
次に先ほどの「罫線」のメニューの中から「枠なし」を選択します。
以上で枠が消えます。 枠を消す方法はもう一つありますので説明します。
先ほどの「罫線」のメニューから「罫線の削除」をクリックします。 クリックしますとというマークが現れますので、クリックしながら、枠の線を消していきます。
この方法は一気にすべての線を消すのではなく、消したい箇所だけ消すことが出来ます。消したい箇所がなくなりましたらEscキーを押して削除を停止します。
また「罫線」のメニューの一番下の「その他の罫線」では好きなところに罫線を引くことが出来ます。
「その他の罫線」をクリックしますと次のダイアログボックスが開きます。 ここでは「線種」「色」「どこに罫線を引くか」を決めます。
「プリセット」の「外枠」を選択しますと四隅に罫線が設定されますので、「罫線」ではどこに罫線を引くかを設定しますので必要のない罫線はクリックして消します(付ける罫線は青くなっています)。 結果は次の通りです。
セルの中の文字を縦書きにしよう
文字に下線を付けよう
この章では文字に下線を付ける方法について説明します。
文字に下線を付ける機能は「ホーム」タブの中の「フォント」グループの中の以下の赤枠の「下線」にあります。 次の文字に下線を付けますので、文字の書いてあるセルをクリックしてください。 次に以下の赤枠をクリックしてください。 クリックしますと次のメニューが開きますので、一重線である「下線」をクリックしてください。 結果は次のようになります。 しかし、文字と下線が重なって見難いですので、下線の種類を変えましょう。
初めに文字の書かれているセルをアクティブセルにしてから、右クリックしてください。クリックしますと次のメニューが開きますので「セルの書式設定」をクリックしてください。 クリックしますと次のダイアログボックスが開きますので、「フォント」タブをクリックして、その中の「下線」を「下線(会計)」に変えてOKを押します。 「下線」を「下線(会計)」に変えた結果は次の通りです。 下線を解除するにはアクティブセルにした後に色がオレンジ色になっているをクリックするだけです。
行の幅を変えてみよう
文字のサイズを変えてみよう
この章では文字のサイズを変える方法について説明します。
「2011年生産表」の文字サイズを大きくします。
初めにA1をアクティブセルにしてください。次は「ホーム」タブの中の「フォント」グループの中の以下の赤枠の箇所のどちらかを使って文字のサイズを変えます。 上の赤枠に「11」と言う数字がありますが、これは文字の大きさを示しています。
数字の右側の「矢印」をクリックしますと、8から72までの数字を選択できるメニューが現れますので、この中から適切な大きさを選択します。 もしくはを押すことでも文字を大きくすることが出来ます(押した分だけ大きくなっていきます)。
逆には文字を小さくします。
この例では数字選択形式でサイズを選択しますので、「28」を選択してみましょう。
文字の大きさが大きくなったので、行の幅も「自動的に」広がっていることを確認してください。
文字の色を変えてみよう
この章では文字の色を変える方法について説明します。
色を変える方法は説明済みですが、もう一度復習しましょう。
以下の「2011年生産表」の文字の色を変えます。 初めにA1をアクティブセルにしてください。
その後に「ホーム」タブの中の「フォント」グループの中の「フォントの色」をクリック(次の赤枠の箇所)してください。 クリックしますと色のメニューが現れますので、この中から好きな色を選択できますが、この例では赤を選択します。 結果は次のように赤い字に変わります。 このように書体や色を変えることが出来ましたが、たとえ「2011年生産表」という文字を消して違う文字を書いたとしても、この書式の情報はセルに残ります。
2011年を2012年に変えましたが、次のように色も書体も同じです。 書式をクリアにするためには「ホーム」の「編集」グループの中から「クリア」(次の赤枠の箇所)をクリックしてください。 クリックしますと次のメニューが現れますので、その中から「書式のクリア」をクリックします。これでセルの中の書式の情報はクリアされます(「セルの結合」もクリアされます)。
文字の書体を変えてみよう
この章ではセルを結合する方法について説明します。
A1とB1のセルを結合して文字を中央に配置して、文字の大きさを変更します。
まず初めにA1をクリックしてください。 この状態のままC1までドラッグします。 次に「ホーム」タブの中の「配置」グループの中の以下の赤枠をクリックしてください。 そうしますと以下のメニューが表示されます。 「セルを結合して中央揃え」をクリックしますと、次のように結合されると同時に文字も中央に配置されます。 「横方向に結合」とは文字通り、横方向にだけ結合します。
初めに次のように4つのセルをドラッグしてください。 次に「横方向に結合」をクリックしますと、結合されるのは次のように横方向だけになります。
つまり2つのセルができあがります。 では4つのセルをドラッグした状態でメニューの中の「セルの結合」をクリックしたときにはどうなるでしょうか。
結論を言いますと4つのセルが1つに結合されることになります。 結合を解除するにはアクティブセルにした状態で、先ほどのメニューの中の「セル結合の解除」をクリックするか、「ホーム」タブの中の「編集」グループの中の次の赤枠の「クリア」をクリックしてください。 をクリックしますと次のメニューが現れます。 「すべてクリア」はセルの書式設定(色や結合など)や文字や数字まですべてが消えてしまします。
「書式のクリア」は文字や数字は残り、セルの書式設定だけが消えます。