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LEFT関数. RIGHT関数について知ろう

この章ではLEFT関数とRIGHT関数について説明します。9 LEFT関数は文字の「左端」(先頭)から数えて「文字数で指定した数」だけ取り出します。文字数を省略すると「1」を指定したのと同じになります。
全角文字も半角文字も1文字として数えます。9 また、似たような関数としてRIGHT関数があります。これはLEFT関数と逆で、文字の「右端」(末尾)から数えて「文字数で指定した数」だけ取り出します。
LEFT関数との違いはこれだけです。
では次の例ではセルに書かれている名前から「苗字」と「名前」を取りだします。
初めにB2をクリックしてください。9 次は「数式」の「文字列操作」をクリックしてください。9 クリックしますと次のメニューが現れますので、その中の「LEFT」をクリックしてください。9 クリックしますと次のダイアログボックスが開きます。9 「文字列」には取り出す対象の文字列「A2」,「文字数」は取り出す対象の文字列「A2」から何文字取り出すのかです。
ここには9と、書いてください。
これは空白の位置をFIND関数で求めて、ここから「1」を引いています。
なぜ「1」を引いているのでしょうか。
例えば「近藤 清美」の場合は空白の位置は「3」ですので、この「3」から「1」を引けば「2」になりますので、苗字が何文字であろうと「苗字」の数を「文字数」に指定することが出来ます。
つまりB2は9が入り、これでエンターキーをクリックします。
結果は次のようになります。9 次は「名前」を取り出すので、C2をクリックしてください。9 「名前」を取り出すにはRIGHT関数が必要です。
RIGHT関数はLEFT関数と同じメニューの中にありますので、クリックしてください。
クリックしますと次のダイアログボックスが現れます。9 「文字列」には取り出す対象の文字列「A2」,「文字数」は取り出す対象の文字列「A2」から何文字取り出すのかですので、9と書いてください。
ここで、まだ説明していないLEN関数が有りますので、説明
します。

この関数は指定した文字列の文字数を数える関数です。9 「LEN(A2)」は「A2」の文字数を数えているので「5」です(空白も含めます)。
つまり、9では文字数から空白文字の位置番号を引いているので「2」になります。
C2は9が入り、これでエンターキーをクリックします。9
結果は次のようになります9他の人もオートフィル機能を使って、「苗字」「名前」を入れてみてください。9