ワード&エクセル&パワポ入門

RANK.EQ関数について知ろう

この章ではRANK.EQ関数について説明します。 RANK.EQ関数は「対象のセル」が「指定した範囲」の中で何番目なのかを求める関数です。
初めに「ランキング」のF2をクリックしてください。 次は「数式」タブの中の「その他の関数」をクリックしてください。 クリックしますと次のメニューが現れますので、「統計」にカーソルを合わせてください。 カーソルを合わせますと次のメニューが現れますので、その中のをクリックします。 「RANK.EQ」をクリックしますと次のダイアログボックスが開きますので「数値」には順位を求めたいセル番号を書きます。
この例ではE2です。
「参照」には順位を求める範囲のセル番号を書きます。
この例ではE2からE5までです。
「順序」には0か1を入力するのですが、0ならば大きい順、1ならば小さい順になります。この例では0です。
つまりF2にはが入ります。 結果は「清水恵子」は一番ランクが低いので「4」になります。 ではこれをすべての人に対して、オートフィル機能を使ってランキングを付けて見ましょう。
結果は次のようになりますが、1が2つあって間違えています。 なぜかと言いますと参照の仕方が「相対参照」だからです。
これはすでに説明しましたが、相対参照では参照先が一つずつずれます。
つまり、一番上から「次のような参照」になります。 ではこれを解消するには「セル番号の範囲」を絶対参照にすることで解決します。
絶対参照については説明しましたが、簡単に言いますと「セル範囲を固定」することです。
絶対参照にするには行番号や列番号に$を付けるのでしたね。
F2は次のように列番号、行番号の前に$を付けてください。 この例の場合は行番号だけ固定すればいいので、F2は以下のように書いても問題ありません。 絶対参照にした結果、次のようになります。